ファンの論調でよくあるのが「ミヤジは元々こんなんだよ、昔なんかもっとひどかった」だけど、それはファンなら周知のことだがイチリスナーには分かり得ない。
また、エレカシを知らないというアンチに「ゆとり」などといった常套句で返すのは同じファンとして恥ずかしい。
エレカシを知らないことは愚かなことではないし、エレカシの音楽を理解できなくてもそれはそれでよい。
コアなファンなら特にこう思うだろうが、エレカシは大体に「一般ウケする音楽をやるバンドではない」し、「白珠は 人に知らえず 知らずともよし 知らずとも 吾し知られば 知らずともよし」のバンドなのである。
アンチはアンチで「聴いたことない」「エレカシって誰?」「三流アーティストのクセに」「三流大学出のDQN」などと言う。
知らなければyoutubeででも見れば良い。わざわざ書いて、で、どうしたいの?という無意味なレベル。
「宣伝の為にわざと話題作りでキレてみせた」や「ラジオ局との企画」といったものでもない。
ファンが言う通り、昔からこういう感じだから。
「売れてないのに威張るな」というコメントもあるが、これは論外。
売り上げが全てであるなら、レンタルショップのトップ10に齧りついていれば良い。
売り上げは大事だが、日本の音楽シーンを作っているのは、そこに置いてある音楽だけではない。
蛙が大海を知らずヒットチャートのみしか受けつけないのであれば、聴かなくて良い。
大量の新人が毎年デビューし、名曲を書いたバンドが解散する中で、爆発的ヒットがないにしろこの入れ替わりの激しい音楽シーンで、20年以上活動出来るのはそれなりの音楽性、評価、ファンが居るからである。
ロッキンオンの渋谷氏に「サザン以来のバンド」と高評価を受け、デビュー時のスピッツ草野に「正座して聴いてます」と言わしめ、いきものがかりが熱くエレカシを語り、秦基博がファンであるとエレカシを挙げテレビで弾き語りして見せ、その他にも芸能人や漫画家や他にもエレカシを高く評価している人間が少なからず居る。
聴いてみて好き嫌いは勝手だが、売り上げやこの度の件だけで三流と言うのは愚の骨頂である。
一度レコード会社から契約を切られ、それでもなお小さいライブハウスで地道に活動し、再度メジャーへ返り咲き、今もこうして活動しているのには、信念や情熱や労力や多くの協力、ファンの力がある。
「相手が女DJだからキレられたんだよ、自分より強い相手だったらへこへこするだろ、こういう輩は」というのも、違う。
ソニーのオーディションでレコード会社の審査員をしていた人に「まるで不良みたいな感じですが、現役ですか?」というフザけた質問をされてここでもキレている。
当たり前だ。歌を歌いにきたのに茶化しているわけだから。
デビューしたくてたまらない、というだけのバンドなら笑って済ますだろう。
しかし、宮本氏は音楽に対して常に真剣に取り組んでいる。のに、こんなフザけたことを言われるのが我慢ならなかったのだ。
ダウンタウンに小突かれても怒らないのは、それが悪意あるものでなく、自分達のためにやってくれているということを認識しているからである。
この度のDJの対応にはそれが感じられなかったのだろう。
宮本氏が変人なのは確かに有名だが、それと同じくらい、音楽に対しての真摯な姿勢が有名だから胸打たれる、ファンがつく、同業者でさえ、認める。
RSS
Archive
Mobile